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中医学研修講座 基礎の部 - 一般財団法人 東方医療振興財団 日本東方医学会

一般財団法人 東方医療振興財団 日本東方医学会

  Japanese Association  of Eastern Medicine

セミナーのご案内

東銀座タカハシクリニック

住所 〒104-0061 東京都中央区銀座3-11-13 松本銀座ビル5階
電話番号 03-3524-1200
標榜科目

内科・漢方内科

診療時間 9:00~12:00、14:00~17:00
休診日 木曜日、日曜日
アクセス 都営浅草線 「東銀座」駅 徒歩1分
東京メトロ日比谷線 「東銀座」駅 徒歩4分
ホームページ http://hgintakah.byoinnavi.jp/pc/
患者様へ 谷美智士院長のご遺志を継いだ伝統医学と現代医学の融合診療、アドバンス・クリニック横浜の前田華郎先生からご指導いただきましたオーリングテストとマイクロ波治療を組み合わせた慢性疾患治療を行っております。

医師の紹介

 

髙橋博樹

昭和63年 産業医科大学医学部卒業
昭和63年 産業医科大学神経内科
平成13年 新宿海上ビル診療所
平成16年 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科卒業・医学博士
平成20-27年 医療法人社団長白会タニクリニック 副院長
髙橋博樹

 

 

東方医療(漢方・鍼灸・その他)を行う主な疾患・症状

伝統医療治療の対象になる疾患・症状全般、がん、膠原病、自閉症などの慢性疾患や難病治療を含めた診療

 

 

東方医療(漢方・鍼灸・その他)に対する治療方針

タニクリニックの谷美智士先生ご指導いただいた伝統医学を主体にした治療
アドバンス・クリニック横浜の前田華郎先生の開発されたマイクロ波治療
中医学・漢方治療
西洋医学的治療

 

 

診療ポリシー

西洋医学に加えて伝統医学的な診断・治療、自然療法、マイクロ波治療による慢性疾患治療を行っております。
患者さん1人ひとりの健康上の悩みや不安に真摯に向き合い、納得いただいたうえで治療を受けていただけるよう、わかりやすい、丁寧な説明を心がけております。

 

 

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吉祥寺中医クリニック

住所 〒180–0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町 1−13−6 5F
電話番号 0422-20-4110
標榜科目

内科・小児科・皮膚科・リハビリテーション科

診療時間 9:30〜12:00、15:00〜18:30
休診日 木曜日、土曜日午後、日曜日、祝祭日
自由診療 プラセンタ療法、鍼灸、煎じ薬など
初診料:2,000円 再診料:1,000円
アクセス JR吉祥寺駅北口から徒歩5分。北口サンロード商店街にある吉祥寺駅前郵便局を右折し、少し行った先にある聘珍樓さんが入っている「古谷ビル」の5階にあります。
ホームページ

クリニック

https://kichijoji-chuuiclinic.jimdo.com/クリニック-お知らせ/

院長のドクターズファイル
http://doctorsfile.jp/h/30185/df/1/

患者様へ 西洋医学で改善出来ない症状を改善出来る可能性を、漢方、鍼灸、プラセンタ療法は持っています。
また、病気は体からのサインでもあるので、これらの治療を受けるうちに、良い意味で自分の心や体の声に気づくことがあります。

 

医師の紹介

 

長瀬眞彦

1994年 順天堂大学医学部卒業 JR東京総合病院内科
1996年 順天堂大学医学部付属順天堂医院放射線科入局
1999年 長白会タニクリニック 副院長
2001年 鉄砲洲診療所 副院長
2006年~ 吉祥寺中医クリニック 院長
長瀬眞彦

 

 

東方医療(漢方・鍼灸・その他)を行う主な疾患・症状

西洋医学的治療がそれほど有効でない疾患。アレルギー性疾患(アトピー性皮膚炎、気管支喘息、花粉症)、膠原病、がんのQOL改善、自律神経失調症、婦人科疾患(不妊症、月経困難、月経前症候群)、整形外科疾患(筋筋膜性腰痛、腰部脊柱管狭窄症)。

 

 

東方医療(漢方・鍼灸・その他)に対する治療方針

患者にとって最も適切な治療法をいくつか選択し、それらを適切に組み合わせる。

患者とよく話し合って治療方針を決定する。

 

  

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  ~医師・鍼灸師・薬剤師の地域連携について~

日本東方医学会では、医師・鍼灸師・薬剤師が連携して、よりよい医療を患者さんへ提供できる仕組みづくりを進めております。
東方医学は、西洋医学の弱みを補完できる可能性を秘めています。しかしながら、患者さんが適切な東方医学の治療を
選びにくいのが現状ではないでしょうか。

そういった患者さんへ、医師と鍼灸師、薬剤師が連携して東方医療を提供していく仕組みを作る活動を行っております。

 

現在の活動

 ■「医療連携鍼灸師」育成セミナー  受講随時受付

 「患者中心の医療」の実現に向け、医療連携を目指す鍼灸師育成のためのセミナーです。

 受講は随時受け付けております。詳細・お申し込みは下記こちらにアクセスください。

  ■詳細・受講お申込みはこちら 

 

 症例検討会 DAPAカンファレンス(医鍼薬地域連携カンファレンス)

   Doctors, Acupuncturists, Pharmacists regional cooperation Association:医鍼薬地域連携研究会

     毎月第2月曜日 20時~ zoom開催 (8月12月休講)

医療連携・多職種連携の教育を受ける機会の少ない鍼灸師にとって、日々の臨床は閉ざされたものになりやすいです。
このことは、抱え込みやインシデントなど、患者の不利益や思わぬトラブルに繋がる可能性があります。
そこで、現場での医療連携を経験、あるいは学習した鍼灸師が、実際の症例を報告し合い、医師の意見も交えて検討
することで、症例に対する新しい視点や・現代医学的な診断やケアの観点からも助言、知見を得る機会を設けました。
医師、鍼灸師、薬剤師なども参加するこの会で、鍼灸師は、医療者同士の高度なコミュニケーション・スキルを身に
付け、日々の臨床に役立てて欲しいと思います。

   ■詳細・参加お申込みはこちら

 

 

 

これまでの活動 

 活動履歴

 ■アーカイブはこちら

 

 ありがとうスマイルプロジェクト(現在休止)

首都圏で今、心身を患者さんの治療に捧げていらっしゃる医療従事者の方へ、少しでも心も体も軽くなっていただこうと、日本東方医学会の医療連携鍼灸師が無料で鍼灸施術のご提供させていただきます。(2020.6.4)

詳細はこちら  

医療連携鍼灸師とは

 

【プロジェクト実施報告書】

 2020.8月 実施  

~これまでの活動履歴~

【第13回  医鍼薬地域連携研究会】2020年7月28日(火)19:00~21:00

■オンデマンド配信

■内容 概要はこちら

    ●上馬塲和夫医学博士

     「上部頸椎障害の解説と様々な補完医療による治療法の紹介」

 

 【第12回  医鍼薬地域連携研究会】現地開催中止 ※コロナ感染症による自粛のため

■日時:2020年4月28日(火)19:00~21:00

■場所:ハリウッド美容専門学校・ハリウッド大学院大学・701教室 

■講師:上馬塲和夫医学博士

■内容:別日にビデオセミナーにて開催 内容は下記YouTubeよりご視聴いただけます。

    youtubeロゴ

 

【第11回  医鍼薬地域連携研究会】2020年1月28日(火)19:00~21:00

■進行:赤羽峰明先生(あか羽鍼灸院院長)

■内容:●田無北口鍼灸院院長 白石健二郎先生      

            「医鍼連携の実例 治療院価値提供の向上」     

            ●東方医療振興財団 理事 上馬塲 和夫 先生      

            「医鍼薬連携に必要な統合医療的な知識②」

 

 【第10回  医鍼薬地域連携研究会】2019年10月29日(火)19:00~21:00

■進行:赤羽峰明先生(あか羽鍼灸院院長)

■内容:●神奈川県鍼灸師会 元会長 清水 慎司 先生

     「コメディカル鍼灸ー医療のハブとして役割と期待ー養生鍼灸師という考え方」

     ●東方医療振興財団 理事 上馬塲 和夫 先生

      「医鍼薬連携に必要な統合医療的な知識」

     ●マベリック鍼灸施術室 院長 大西 葉子 先生

      「アメリカにおける養生 ワイル博士 ヘルスコーチの紹介」

 

【第9回  医鍼薬地域連携研究会】 2018年11月5日(月)

■進行:上馬塲和夫医学博士(帝京平成大学客員教授)、赤羽峰明先生(あか羽鍼灸院院長)

■内容:●医鍼薬地域連携研究会代表 赤羽峰明 『「医療連携を目指す鍼灸師育成講座」の開始案内と、講座修了者の活動について』     

    ●医業経営研鑽会会員 堀江まゆみ『集客できる鍼灸院のつくり方』

 

【第8回  医鍼薬地域連携研究会】2018年10月1日(月)

■講師:上馬塲和夫医学博士、赤羽峰明先生、高橋博樹先生、長瀬眞彦先生
■内容:●医師と鍼灸師 紹介の仕方

     ~“医師と鍼灸師をつなぐ「同意書」”と“相容れない「同意書」”~

 

【第7回  医鍼薬地域連携研究会】 2018年9月3日(月)

■講師:西岡秀樹先生 / 税理士・行政書士

     西岡秀樹税理士・行政書士事務所代表  
     医業経営研鑽会会長 医業経営・実務対応アドバイザー         

■内容:1、 医療施設と鍼灸治療のコラボレーションは可能か

    2、 医療と鍼灸、保険と自費 混合診療の定義

    3、 院内物販の会計     

    4、 6月1日改正後の医療広告規制     

    5、 質疑応答

 

【第6回 医鍼薬地域連携研究会】 2018年8月2日(月)

進行:上馬塲和夫医学博士(一財)東方医療振興財団 理事長)、赤羽峰明先生

内容:●小倉沙羅歯科医師(銀座漢方・天クリニック) 「気診」

 

【第5回 医鍼薬地域連携研究会】 2018年7月2日(月)

進行:上馬塲和夫医学博士(一財)東方医療振興財団 理事長)、赤羽峰明先生

内容:概要はこちら

 ●荻野杏里先生 「歯科領域における鍼灸(歯科医師との連携)」

 ●ディスカッション

 

【第4回  医鍼薬地域連携研究会】 2018年4月19日(木)

進行:赤羽峰明先生(あか羽鍼灸院院長)

内容:概要はこちら

 ●泉晶先生  「ホリスティックケアから考える医鍼薬地域連携の現状と提案」

 ●小池弘人先生  「ジャングルカンファレンスから考える医鍼薬診療連携の基盤」

 ●ディスカッション  「医鍼薬地域連携の今後の活動における提案」

 

【第3回  医鍼薬地域連携研究会】 2018年2月5日(木)

進行:上馬塲和夫医学博士(一財)東方医療振興財団 理事長)、赤羽峰明先生

内容:●川嶋朗先生  「統合医療の見地からみた連携」

   ●高橋秀則先生 「病鍼連携についての私見‐鍼灸医師の立場から-」

   ●末松清佳様  「薬剤師からみた鍼灸師との連携」

 

【第2回  医鍼薬地域連携研究会】 2017年12月6日(木)

進行:上馬塲和夫医学博士、赤羽峰明先生

内容:概要はこちら

 ●赤羽峰明先生  「医鍼薬地域連携の必要性と問題点」

 ●北川毅先生   「病院おける鍼灸の活用とその実現への課題」 他

 

【第1回  医鍼薬地域連携研究会】 2017年10月4日(木)

進行:上馬塲和夫医学博士、赤羽峰明先生

内容:概要はこちら

 ●会の趣旨と方向性

 ●ディスカッション

 

過去症例と寸評

Case66 2025/4/14

 70代 男性

 主訴:膝下、手掌の痛みとしびれ、及び脱力感

 「慢性炎症性脱髄性多発神経炎/多巣性運動ニューロパチーの一症例」

 症例

Case65 2025/3/10

 40歳代 女性

 主訴:めまい症状

  「めまい症状に対する鍼灸治療〜コミュニケーションの重要性と医療費削減の可能性〜

 症例

Case64 2025/2/10 

 70歳代 女性

 主訴:下臀部痛、会陰部痛

 「脊柱管狭窄症に対しセルゲル法を受けた臀部・会陰部痛の症例」

 症例

Case63 2025/1/20 

 80歳代 男性

 主訴:歩行困難、安静時震顫

 「パーキンソン病と診断された患者の歩行困難と安静時震顫の1症例」

 症例

Case62 2024/11/11発表

 80歳代 女性

 主訴:右下腿後面の腫脹、熱感、発赤、疼痛
 「蜂窩織炎とその後の皮膚肥厚に対する鍼灸治療の一例」

 症例

Case61 2024/10/7発表

 70代 男性

 主訴: 右片麻痺症状・頻尿・排便障害

 「脳梗塞後遺症による主訴改善の1症例」
 症例

Case60 2024/9/9発表

 30代 男性

 主訴:一過性意識障害

 「2度救急搬送された一過性意識障害の一症例」

 症例 本症例の発表者は鍼灸院、薬店に勤務する鍼灸師、登録販売者であり、発表中に煎じ薬の

         処方が出てきますが、登録販売者であっても、一部の煎じ薬を販売することが出来、

                   本症例はその範疇内での処方ですので、法的に問題はありません。

Case59 2024/7/8発表

 70代 女性

 主訴:膝痛、両下腿>両手の痺れ、歩行困難
 「脳梗塞の既往を有する肥満患者の四肢疼痛、痺れ、歩行困難の1症例」

 症例

Case58 2024/6/10発表

 70代 女性

 主訴:COVID-19罹患後の不定愁訴
 「COVID-19罹患後の不定愁訴の一症例」

 症例

Case57 2024/5/13発表

 40代 女性

 主訴:左顔面筋の拘縮
 「顔面神経麻痺後遺症、その他不定愁訴の一症例」

Case56 2024/4/8発表

 50代男性

 主訴:左目がより目になってしまった

 「コロナ後遺症による外転神経麻痺の症例」

 症例

Case55 2024/3/11発表

 40代男性

 主訴:腰痛、腹痛

 症例

Case54 2024/2/19発表

 10代女性

 主訴:頭痛、不安感、倦怠感、傾眠傾向

 「心療内科と鍼灸治療を併用した頭痛・不安感・倦怠感・傾眠傾向の一症例」

 症例

Case53 2024/1/15発表

 80代女性

 主訴:左下肢痛、歩行困難

 「COVID-19罹患後に寝たきり状態となった 高齢者の1症例」

 症例

Case52 2023/11/13発表

 非公開

Case51 2023/10/16発表

 80代男性  

 主訴:腰痛、健康維持管理目的

 「治療経過中に慢性硬膜下血腫を発症した症例」

 症例

Case50 2023/9/11発表

 40代女性 

 主訴:背部から、腹部にかけての痛み

 「不育治療が奏功するも、妊娠中に原因不明の疼痛を生じた一症例」

 症例:非公開

Case49 2023/7/10発表

 60代 女性

 主訴:腰痛

 「原因不明の腰痛により多科を受診も原因は判明せず鍼灸でも効果をみない腰痛の症例」

   症例

Case48 2023/6/12発表

 40代 女性

 主訴:電磁波攻撃による幻聴、めまい・頭痛・背部痛・緊張・動機・汗ほか

 「統合失調症疑いの連携事例」

  症例

Case47 2023/5/8発表

 80代 男性

 主訴:嚥下障害

  症例

Case46 2023/4/10発表

 90代 女性

 主訴:頻尿

  症例

Case45 2023/3/13発表

 60代 男性

 主訴:自律神経失調症(過敏性腸症候群)、朝起きられない(不登校気味)

 「起立性調整障害疑い患者を 鍼灸院から総合病院へ 紹介した事例」

 症例

Case42 2022/11/14発表

 60代 男性

 主訴:健康保持

 「毎週通院していた患者から脳血栓が見つかった症例」

 症例 

Case41 2022/11/14発表

 70代 女性

 主訴:健康保持

 「都区部での独居高齢者の現状と関わりの症例」

 症例

Case40 2022/10/17発表

 60代 女性

 主訴:みぞおちの不快感

 「鍼灸院から医療機関へ三尖弁逆流証(三尖弁閉鎖不全症)の症例」

 症例

Case39 2022/10/17発表

 60代 男性

 主訴:掻痒感

 「帯状疱疹ヘルペスの症例」

 症例

Case38 

 非公開 

Case37 2022/9/17発表

 40代 女性

 主訴:不妊

  「漢方クリニックからの紹介 40代不妊の症例」

 症例

Case36 2022/7/11発表

 10代 女性

 主訴:無月経

  「漢方クリニックからの紹介 10代女性続発性無月経の症例」

 症例

Case35 2022/7/11発表

 40代 女性

 主訴:貧血症状

 「子宮筋腫核摘出手術後における子宮留血(膿)症の症例」

 症例

Case34 2022/6/13発表

 50代 女性

 主訴:左小指PIP関節の痛み

 「受傷一か月後に小指中節骨骨折が判明した症例」

 症例

Case33 2022/6/13発表

 40代 男性

 主訴:手足のしびれ感、腰痛

 「鍼灸中に起きた胆石発作の症例」

 症例

Case32  2022/5/9発表

 詳細非公開

 「潰瘍性大腸炎の症例(新中医カンファレンスから連携のヒントを探る)

Case31  2022/5/9発表

 70代女性

  主訴:腰痛 振戦 歩行困難

 「鍼灸院から医療機関へ紹介し多職種介入となったパーキンソン病の往療症例

  症例

Case30  2022/4/11発表

 詳細非公開

 「往療時の患者家族への鍼灸施術の症例」 

Case29  2022/4/11発表

 60代女性

 主訴:QOLの低下

 「漢方クリニックからの紹介によるパーキンソン病の往療症例」

 症例

Case28 2022/2/14発表

 60代男性

 主訴:膝窩部痛、下肢痛

 「膝窩部痛でのインシデント症例」

 症例

Case27 2022/2/14発表

 70代男性

 主訴:夜間、胸部のチクチクした痛み

 「帯状疱疹後遺痛と思われる痛みが心筋梗塞によるものだった症例」

 症例

Case26   2022/1/17発表

 80代女性

 主訴:X年8月に発生した腰部圧迫骨折による全身の痛み

     歩行困難 便秘 胃の痛み 睡眠障害など

 「圧迫骨折で鍼灸施術していた患者が、転倒し再度骨折、施術中止となった症例

  症例

Case25 2022/1/17発表

 60代女性  

 主訴:r側の耳で音が聞き取れない医師の診断名:突発性難聴

 「漢方クリニックから紹介された特発性難聴の症例」

  症例

Case24 2021/12/13発表

 50代 男性

 主訴:右顔面神経麻痺、ドライアイ、不眠

 「医療機関から紹介されたベル麻痺の症例」

  症例   

Case23 2021/12/13発表

 30代 女性

 主訴:末梢性顔面神経麻痺(右)、顔面痛(右)、耳鳴(右)

 「同側の顔面痛と耳鳴りを伴う末梢性顔面神経麻痺の症例」

  症例  

Case22 2021/11/8発表

 70代 女性

 主訴: 息苦しさ・倦怠感

 「新型コロナウイルス感染症後の息苦しさ・倦怠感の症例」

 症例

Case21 2021/11/8発表

 30歳代 男性(学生)

 主訴:コロナ罹患後に発症した諸症状

 「鍼灸のみで対応したLong-COVIDの1症例」

 症例 

Case20 2021/10/11発表

 60代 男性 

 主訴:左肩関節痛

 「鍼灸院で経験した遅れて発現するmRNAワクチンの有害事象の症例」

 症例 

Case19 2021/9/13発表

 40代 女性

 主訴:筋筋膜性疼痛

 「乳がん術後の筋筋膜性疼痛(MPS)においてトリガーポイント注射と鍼灸で主訴が減退した症例」

 症例 寸評 緩和ケア終末期話題提供

Case18  2021/8/2発表

 80代 女性

 主訴:不安感、譫妄、徘徊、食欲不振

 「胃瘻から看取りの症例ー鍼灸師の報告ー」

 症例 寸評

Case17  2021/8/2発表

 70代 女性

 主訴:胸の違和感、動悸

 「家族の看取りに際してのグリーフケアの症例ー訪問看護師の報告ー」

 症例 寸評

Case16  2021/7/12発表

 70代 女性

 主訴:胸の痛み、息苦しさ

 「家族の看取りに際し再発した不安神経症の症例ー鍼灸師の報告ー」

 症例 寸評

Case15  2021/7/12発表

 60代 男性 

 主訴:食欲不振、全身倦怠感

 「胆管がん看取りに鍼灸師が関わった症例」

 症例 寸評

Case14  2021/6/14発表

 40代 女性

 主訴:産後の腰痛

 「産後腰痛が腰椎椎体骨折であった症例」

 症例 寸評

Case13  2021/6/14発表

 10歳未満 男子 

 主訴:小児夜間の遺尿

 「夜尿症における標準治療と鍼灸の併用の症例」

 症例 寸評

Case12  2021/5/10発表

 70代 女性

 主訴:両橈骨手根関節・両膝関節の痛み

 「関節リウマチ(RA)における鍼灸と漢方の併用の症例」

 症例 寸評

Case11  2021/5/10発表

 40代 女性

 主訴:逆子

 「39週骨盤位での医療機関と鍼灸院の関りの症例」

 症例 寸評

Case10 2021/4/12発表

 50代 女性

 主訴:手足の痛み、外的刺激に過敏、不眠

 「線維筋痛症(FM)において鍼灸と漢方の併用により痛みが軽減した症例」

 症例 寸評

Case9 2021/4/12発表

 50代 女性

 主訴:頭痛、耳閉感

 「片頭痛において鍼灸と漢方の併用が主訴の減退に繋がった症例」

 症例 寸評

Case8 2021/3/8発表

 10歳未満 女子

 主訴:タンパク尿、浮腫

 「難治性頻回再発型小児ネフローゼ症候群において鍼灸と漢方の併用が減薬に繋がった症例」

 症例 寸評

Case7 2021/3/8発表

 30代 女性

 主訴:めまい、複視

 「複視・めまいから先天性良性脳腫瘍が見つかった症例」

 症例 寸評

Case6 2021/2/8発表

 30代 女性

 主訴:複視

 「複視・めまいを訴える患者が脳神経外科・耳鼻科を経て鍼灸院に来院し改善を見た症例」

 症例 寸評

Case5 2021/1/18発表

 60代 女性

 主訴:食欲不振

 「胃がん患者の抱え込みから逝去までの症例」

 症例 寸評

Case4 2021/1/18発表

 80代 女性

 主訴:下腿のむくみと痛み

 「下腿のむくみから医療機関で心臓弁膜症が見つかった症例」

 症例 寸評

Case3 2021/1/18発表

 70代 女性

 主訴:転倒による肩関節の打撲

 「転倒による肩の痛みから近隣医療機関を紹介した症例」

 症例 寸評

Case2 2020/12/14発表

 70代 女性

 主訴:歩行困難、股関節痛

 「股関節痛を主とした患者に対し説明不足から鍼灸施術が中止となった症例」

 症例 寸評

Case1 2020/12/14発表

 40代 男性

 主訴:胃痛、胃もたれ感

 「機能性ディスペプシア(FD)において鍼灸と漢方の併用により主訴が減退した症例」

 症例 寸評

 

間中喜雄先生 略歴

<略年譜>

間中喜雄先生お写真2023年4月21日竹下先生メールより

明治44年(1911年)

4月23日

神奈川県足柄下郡小田原町にて、代々医師の家系に長男として誕生。

(日本図書刊行会『国手 間中節斎』に詳述)

父: 直七郎(外科医、明治39年創業、間中外科医院院長)母:乙女

大正12年(1923年)

小学5年終了後、小田原中学校へ入学。
9月1日 関東大震災を経験(12才)

昭和6年

(1931年)

静岡高等学校理乙卒業。

昭和10年(1935年)

京都帝国大学医学部卒業(24才)
父直七郎、病に倒れる

昭和10~12年

東京、順天堂医院及び和泉橋慈善病院(現:三井記念病院)にて外科学を研修。

昭和12年(1937年)

小田原にて間中外科医院を継承。第二代院長となる。その後、間中病院と改称。

小沢万代(20才)と結婚。(26才)

この頃、偶然間中外科医院に往診に来た矢数有道医師(1908-1946)と意気投合。その縁で、有道氏の兄である矢数道明医師、当時『漢方と漢薬』の編集者であった気賀林一氏と知り合い、以降、東洋医学の世界と深く関わることになる。(『漢方と漢薬』7巻8号(復刻版19巻)「山中漢方談」に詳述)

昭和12-17年

長男(純也)、次男(信也)、三男(賢也)誕生。
「知愚庵」のペンネームにて漢方誌に投稿開始。

※知愚庵というペンネームの由来については、それを聞いてきた相手を見て、「『浮世草子』の薮医竹庵をもじったもの」とか、「『論語』の“その知や及ぶべし、その愚や及ぶべからず”という語からとった。」などと答えていたが、名は定義でないからどうでもいいものだ、と、間中氏はいう。『そろばんのむだ玉』医道の日本社刊P207「名前のつけ方」参照

昭和16-21年

満洲・沖縄(宮古島)にて再び軍務に服す。 (陸軍軍医中尉)

昭和20年(1945年)

宮古島にて終戦、翌年の秋まで捕虜となる。(著書『PWドクター』に詳述)
父 :直七郎 死去(享年66才)

昭和21年(1946年)

復員し、小田原にて外科医、針灸研究家として医業活動再開。(35才)

昭和24年(1949年)

万代と協議離婚。 庄司キヌと再婚。(38才)

昭和25年(1950年)

日本東洋医学会創設の発起人となり(他の発起人は和田正系,藤平健,長濱善夫,矢数道明,細野史郎, 森田幸門,大塚敬節, 龍野一雄,山崎順,丸山昌朗)、評議員に就任。 この頃より鍼灸医学誌への投稿活動、活発に続ける。(39才)

昭和26年(1951年)

間中病院を個人立より医療法人に改組。 理事長、院長を兼任。(40才)
この頃より、世界各地から針研究の為、次々に外国人医師が間中病院へ来訪。

昭和27年(1952年)

小田原市教育委員に就任。 (1期4年)

昭和29年(1954年)

東亜医学協会再発足の発起人となる。(他の発起人は矢数道明,細野史郎, 森田幸門,大塚敬節,馬場辰二)

昭和30年(1955年)

京都大学医学部大学院入学。(専攻生理学)
同年、胃疾患にて手術を受く。(44才)
母:乙女病没。(享年72才)

昭和32年(1957年)

医学博士号授与。 学位論文 「体表内臓反射、内臓体表反射に関する臨床的研究」(46才)
同年、小田原医師会会長に就任。 (1期2年)

昭和33-63年

針灸医学夏期講座 (毎年開催、現:経絡治療学会夏季大学)にて講師を務む。 (47-77才)

昭和34年(1959年)

国際針術学会 (パリ)にて講演。

昭和35~45年

東洋鍼灸専門学校三代目校長。(49-59才)初代校長は柳谷素霊氏、二代目校長は丸山昌朗氏。

昭和40年(1965年)

熱傷時の激痛の治療経験から、イオンパンピング(疼痛局所における負の静電気イオン排除)による治療法を考案。後に「生体イオン誘導コード」として特許実用新案取得(1975年6月11日、旭物療器研究所)二種金属療法(2MC:Two-Metal-Contact)についても研究。

昭和41年(1966年)

医療法人間中病院を特定医療法人社団温知会 (準公益法人) に改組。理事長に就任。(55才)

昭和44年(1969年)

谷美智士医師とともに、日本初の鍼麻酔下での外科手術に成功。

昭和47年(1972年)

間中病院院長を退任。 温知会理事長を専任。 以後 東洋医学研究、随筆、絵画、書道等に専念。
海外での講演活動も世界各地(フランス、ドイツ、オランダ、中国、台湾、韓国、香港、スペイン、カナダ、アメリカ、南米、エジプト等)に及ぶ(61才)
小田原ロータリークラブ第19代会長を務む。

昭和48年(1973年)

谷美智士医師とともに「医師のための鍼灸セミナー」を主催。(日本東方医学会の前身)

昭和49年(1974年)

北里大学東洋医学総合研究所、東洋医学研究客員部長に就任。(大塚敬節所長の希望により、同研究所内に間中研究室を設置)
「医師のための鍼灸セミナー」を「MSA会(Medical Study of Acupuncture)」と改称。副会長:谷美智士医師、沢津川正一鍼灸師

昭和50年(1975年)

「鍼灸トポロジー医学会」を創設(64才)。(以降、1989年まで学長を務める)

昭和51年(1976年)

MSA会機関誌『Acu-journal』を発刊。

昭和53年(1978年)5月6日

第1回、鍼灸トポロジー学武(まなぶ)会学術大会が開催される。
MSA会として中国から5名の老中医を招聘して講演。

昭和55年(1980年)

妻: キヌ病没 享年68才
日本医師会最高優功賞(東洋医学の発展に貢献した功績に対し)及び神奈川県医師会 衛生功労賞を受賞。
世界総合医療学術会議総会(アムステルダム)にて講演。
この頃、「MSA会」の医科部会を「医師東洋医学研究会」に改称(副会長:谷美智士医師)(69才)

昭和56年(1981年)

第32回日本東洋医学会にて学術総会会頭を務める。

昭和57年(1982年)

講談社 「日本医科学大事典」 に東洋医学の項を執筆(70才)

昭和58年(1983年)

「医師東洋医学研究会」を「公益財団法人 東方医療振興財団 日本東方医学会」に改組、改称。

(医師東洋医学会の歯科部会の方は日本歯科東洋医学会となる)小田原市功労賞(東洋医学の普及発展に貢献)を受賞。

昭和60年(1985年)

日本東方医学会学術誌『東方医学』創刊。

昭和63年(1988年)

世界医学気功学会(北京)副主席(77才)

平成元年(1989年)

11月、ベトナム戦争におけるソンミ村事件に心を痛め、小田原の寺院、東泉院に「何のために死んだのか判らない人たちのために捧ぐる碑」を造立。

11月20日、肝臓癌のため、間中病院にて死去。(享年78才)

 ※写真は、東洋鍼灸専門学校所蔵 

 ※オクツ薬局所蔵の略年譜に補筆修正

 

「間中喜雄先生の著書目録について」矢数道明(1990『漢方の臨床』第37巻2号より抜粋)

【著書:計28部】

1.医道の日本社(10部)

・カイロプラクティック(訳本) 昭和27

・鍼術入門講座 (ヘルベルト・シュミット共著) 昭和29.12.15

・随筆・鍼・灸・漢方 昭和37.7.1

・内科的疾患の神経領帯療法 昭和40

・鍼灸臨床医典 昭和45.3.15

・奇穴図譜(訳本) 陸・朱編著 昭和46.6.10

・推拿療法(訳本) 趙正山編著 昭和46.12.10

・かっぱ随筆 霊界からの手紙 昭和55.9.15

・平田式十二反応帯熱針刺激療法 昭和57.3.1

・ちぐあん随筆 そろばんのむだ玉 昭和63.12.1

 

2.主婦の友社(4部)

・灸と針の効用 昭和39.5.31

・間中喜雄博士の灸とハリ 昭和46.1.20

・推拿(ツイナア)の効用と実際 中国式あんま療法(英文も) 昭和47.8.15

・耳針のすべて 昭和(詳細時期、不記載)

 

3.創元社(3部)

・むんてら 昭和38.6.10

・肩こりと腰痛 昭和46

・針灸の理論と考え方 昭和46.2.20

 

4.東洋医学社(1部)

・坐骨神経痛の治療(孔版) 昭和27.7.1

 

5.中国人民衛生出版社(1部)

・針灸入門講座(中文翻訳)『針術的近代研究』 昭和33.6.15

 

6.久保書店(2部)

・病気の自己診断の手引 昭和36 金剛社

・PWドクター -沖縄捕虜記- 昭和37.9.13

 

7.朝日新聞社(1部)

・医学は人を救っているか -臨床の現場で- 昭和38

 

8.ごま書店(1部)

・お灸の研究 昭和51

 

9.鍼灸トポロジー学会十五周年記念 論文集編集委員会 雄渾社協力(1部)

・間中喜雄論文集 昭和63.12.17

 

10.台湾出版社(1部)

・灸穴治療法(中文翻訳)

 

11.Roading Book Co. (1部)

・Chaising the Dragon‘s Tail(英文)

 

12.General Printing Co.

・L‘acupunuture a vol d’oiseau(仏文)

 

13.Weatherhill Inc.

・Laguman‘s Guide to acupuncture(英文)

 

以上の28部に含まれない、間中先生の随筆集3冊の中に採用していない随筆は下記の通り。

 

『日本医科芸術クラブ十周年記念文集』の随筆集『ゆかり』式場隆三郎氏編集 金剛社 昭和38.1.31

 

☞この『ゆかり』に投稿された間中先生の随筆の題名は「尾」。

 他に東洋医学関係者では大塚敬節氏、矢数道明氏、操体法の橋本敬三氏も寄稿している。

 日本医家芸術クラブは2023年現在も存在する。https://www.ika-geijyutsu.jp/

 

 

海外出張の記録  ※昭和50年3月~昭和63年10月までの記録(北里大学研究員としての出張)

1.昭和50.3.16~29 中国医学国際シンポジウム (アメリカ)

2.昭和50.6.18~20 アジア鍼灸学術会議に出席 (韓国)

3.昭和51.10.26~30 国際東洋医学学術大会で講演 (韓国)

4.昭和52.4.30~5.7 中医学会に出席 (香港)

5.昭和53.10.6~13 ソウル市三大学にて講義 (韓国)

6.昭和54.4.27~30 東洋医学協会、ソウル大会で講演 (韓国)

7.昭和56.10.9~18 北京中医学院その他と学術交流 (中国)

8.昭和57.8.8~15 北京中医学院並びに桂林中医学院で講演 (中国)

9.昭和59.8.6~15 中国針麻酔及鍼術学会(第二回国際討議会)で発表 (中国)

10.昭和59.10.22~25 日中友好医院開院式招待出席 (中国)

11.昭和60.6.30~7.14 鍼灸術講義(出版社主催の鍼セミナー) (アメリカ)

12.昭和60.8.15~18 第七回韓日高麗手指鍼学術セミナー特別講演 (韓国)

13.昭和61.10.7~11.2 鍼術セミナーの講演 (アメリカ)

14.昭和61.11.12~29 Academic Seminar for Study on. Acupuncuture Regulation 講演 (中国)

15.昭和61.12.26~1.8 香港鍼灸界との交流、広州医学院で講義 (香港・中国)

16.昭和62.10.8~14 第一回国際活血化瘀学術会議に出席 (中国)

17.昭和63.4.8~20 鍼灸セミナー招待講演 (アメリカ)

18.昭和63.10.10~13 第一回国際医学気功学術交流会議に出席 (中国)

 

※北里大学からの出張は、上記の計18回であり、それ以外は下記の通り。

 

・昭和45.11.14 ザギ経済貿易大臣が、フランス語の「鍼術入門講座」を読み、

 進行性筋萎縮症を患った息子の往診を強く希望した為、エジプト・カイロに向かう。

 (『医道の日本』昭和45年2月号に報告が記載)

 

間中先生の告別式の折に挨拶状に添えられた、間中家で作られた略歴書の記載内容より

・昭和34 国際針術学会で講演 (フランス)

・昭和55 世界総合医療学術会議総会で講演 (オランダ)

 

・その他の海外の学会発表や講演として、フランス、スペイン、エジプト、西ドイツ、アメリカ、

 カナダ、ブラジル、メキシコ、ウルグアイ、アルゼンチン、中国、香港、フィリピン、韓国が追記されている。

 

・余談ではあるが、『育児の百科』などの著書で知られる京都帝国大学医学部出身の小児科医で、評論家としても知られる松田道雄氏は遠戚にあた  

 る。(『国手 間中節斎』P27参照)

 

文責:日本東方医学会学術委員 竹下有 2024.1.1

間中喜雄先生について                                                                               

 間中先生は明治44年4月23日神奈川県小田原市に生まれた。

 青少年期から天才のほまれ高く、刻苦努力の上にいつも温かい人情が豊かに、

 気宇壮大で朗々を呼び幽玄を洞察する眼光は生涯かわらなかった。まことにまれなひとである。  

 京都帝国大学医学部卒業後、満州沖縄の軍務と終戰の後、 郷里で間中外科医院(明治39年.初代間中直七朗)を継がれ、

 間中病院を開設される(後に特定医療法人温知会に改組)。  

 この間、小田原市教育委員会員、小田原市医師会長となる。 外科学界でもすぐれた名手であった。  

 昭和25年日本東洋医学会設立に参加された以後、東洋医学発展の為に全力をつくされた。  

 東洋針灸専門学校長、北里研究所東洋医学研究所客員部長となり永年にわたって国内はもとよりの学会頭であったが(昭和56年)、

 国際的には東洋医学関係学会(フランス、ドイツ、オランダ、中国、台湾、韓国、香港、スペイン、アメリカ、カナダ、南米等)に

 日本を代表して思い起こせない程に数多く、二十数回もその国の言葉で講演を行う驚異的な努力と才能であった。

 日本医師会最高優功賞、神奈川県医師会衛生功労賞、小田原市功労賞を相ついで受ける。  

 世界医学気功学会(北京)で副首席となる。(1989年) 特記すべきは 東洋医学を 現代の科学の進歩発展途上に創造的にとらえ

 おのずから東洋医学と西洋医学の結合を情報医学として予見された (トポロジ-医学,人体X信号系.易経と DNA 構造の相似性等)。

 日本の「間中」ではなく世界の「マナカ」として有名であったが、 学問の世界だけではなく文章、絵画、彫刻、語学の面に於いても

 その特異的な智能のスバラシサには驚く許りである。  

 永年精力的な使命感に充ちた活動を休みなく続けられる中にも、この十数年間の日々は医師として みずからの肝癌と対決し.

 先生のかねて研究される ”気”によって肝癌を超克される輝かしい貴とい毎日であった。

 平成元年11月20日享年78才で、わずか2日間の自らの入院で大往生された。

 特定医療法人 温知会 間中病院 ( 小田原市 本町) は 間中喜雄先生が先々代の 間中直七郎先生(明治13年生,大正2年.間中外科病院)の

 あとを継ぎ現在の間中病院の前身を築かれた。 只今は、理事長を長男の間中純也氏が東大外科から帰りつがれ.

 御次男信也氏は帝京大学脳外科教授から当院長になられた。 最先端医療に東洋医学的視点を加えられ.

 間中節子氏 ( 純也氏夫人)は聖心女子大から東大保健学科に学士入学されて 看護師.保健師.検査技師の資格をとり

 現代の医療.介護.看護.福祉等と複雑な医業経営の中心で事務局長として活動されておられる。

 御三男の 松岡賢也氏は父君喜雄氏の母校京都大医を出られ父君のユニ-ク なオリジナリテをつぎ

 靜岡市八千代町 にて開業され東洋医学の新境地をひらいておられる。

 

 松岡伯靑先生 1990年執筆記事より

 

 

 

「間中喜雄先生 追想集」(「東方医学」Vol6 No.1 1990より)

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間中賞の歴代受賞者1986年~2008年(第1回~第22回)

 「間中賞」とは、『医道の日本』誌が、1986年から2008年まで、「鍼灸医学の発展に寄与する独創的な論文や著作、活動」 に対して、毎年
 表彰したものである。間中先生は第4回までご存命であり、間中先生亡き後は鍼灸界の著名人や、高弟であった吉元昭治先生が中心となって
 間中賞選考委員会を設置し、第22回まで行われた。      

List of Manaka Prize winners1986 2008 20240313

 

  • 広瀬滋之先生 略歴他
  • 広瀬滋之先生を偲んで(2010年12月25日発行「東方医学」誌 ―Vol.26 No.3 2010- より)