鍼灸学セミナー
第54回 鍼灸学セミナー 厚生労働省・日本医師会 後援
~理解が深まる、実践できる鍼灸治療~
お誘いの言葉
近年わが国の医療で、現代医学以外の治療法への関心が一段と高まっています。特に、東方医学を診療に導入することは、
患者様の期待も大きく、診療の幅が広がります。なかでも鍼灸治療は、徐々にエビデンスも明らかになって来ており、高齢者や女性に優しく、
安全な治療として、高い関心が寄せられています。
鍼灸医学における要点を効率良く学びたい医師、また、鍼灸治療を行っているが要点を復習したい鍼灸師の皆様、鍼は使用しないが、
ツボを臨床に応用したい理学療法士、看護師、救急救命士の方々にとっては最適の入門コースとなります。
この機会にぜひ、鍼灸の考え方や技術をマスターし、明日からの治療にお役立て下さい。
講義日程表
講義には、それぞれ実技・実習があります。
※やむをえない事情や講師の都合により内容が変更になる場合があります。
名古屋開催<2024年9月22日・23日開催> ※終了しました。ご参加ありがとうございました。
日時 | 内容 | 講師 | |
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9月22日(日) |
9:30-12:00 基礎理論・実習 |
1.基礎講義(鍼灸医学の歴史、鍼灸理論) ~鍼灸治療は何故効果があるのか科学的基盤 2.鍼灸基礎実習(鍼灸治療の基本実技、清潔操作の習得) |
佐々木 和郎 前・鈴鹿医療科学大学保健衛生学部 鍼灸サイエンス学科 教授
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13:00-16:30 経絡経穴 |
3.経絡経穴理論(経絡、経穴の基本) 4.経絡経穴実習(経穴の確認確定方法、よく用いられる経穴) |
鈴木 聡 鈴鹿医療科学大学保健衛生学部 鍼灸サイエンス学科 准教授 |
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9月23日(祝) |
9:30-12:00 鍼灸診断学 |
5.鍼灸診断学(診断のための基本用語と基礎理論) 6.診断学実習(東方医学の四診とその方法) |
胡 暁晨 名古屋大学医学部大学院医学系研究科 総合診療学 客員研究員 |
13:00-16:30 臨床医学・実習
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7.鍼灸臨床医学 (めまい、耳鳴、疼痛疾患に対する鍼灸治療の適応と方法) 8.臨床実習(疾患の鍼治療実習) |
佐々木 和郎 |
一日目;鍼灸・東洋医学の歴史や基本的な考え方、鍼灸実践の基本である経絡(けいらく)と経穴(けいけつ)について、
また、刺鍼法等、鍼灸治療の基本技術を学びます。
二日目;鍼灸臨床における診断学と、実際の代表的症状に対する鍼治療の 実際を学びます。
◆2日間受講された方には、修了証を発行いたします。 ※公的資格ではありません。
◆講義は全て大学の教員経験者が行います。なお、やむを得ない事情により講師や内容に
変更が生じる場合があります。
◆安全に配慮して講義、実習を行います。
◆講演内容、時間が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。
申込要項
受講資格 | 医師、鍼灸師などの医療従事者を中心に、鍼灸を治療で活用したい方。 |
受講料 |
1日につき 会員30,000円 非会員35,000円 学生会員15,000円 学生非会員17,500円 2日間受講 会員50,000円 非会員60,000円 学生非会員25,000円 学生非会員30,000円 ※2024年度入会の日本東方医学会会員の方は、いずれか1日の講義を1万円割引きで受講可能です。 ※学生料金については、申込時に学生証提示必須。 ※学生とは、日本の文部科学省あるいは海外の文部省の定める大学・大学院・専門学校等に現に在籍し左記分野のカリキュラムを 履修している場合を指します。専攻生、研究生は該当しません。 |
募集人員 | 各日 20名程度(定員になり次第締め切らせて頂きます) |
申込方法 |
たくさんのお申込、ご参加をありがとうございました。 終了しました。 Web 申込はこちら FAX 申込 (案内チラシに記載の口座へ受講料をお振込いただいて申込完了となります。) |
締切 |
2024年9月18日(水)まで ※申込・入金ともに締め切りまでにお願い致します。 ※キャンセルのご連絡も9/18(水)までにお願いいたします。当日キャンセルの場合、返金はできかねます。 |
会場 |
愛知県産業労働センター ウィンクあいち 愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4−38 |
その他 | 昼食は各自でお取り下さい。 実習を行いますので足や肩を出しやすい服装をお願いします。 講義の録音、録画はご遠慮願います。 鍼及び鍼管は当方で用意いたします。 |
<第52回鍼灸学セミナー 受講者アンケートより>
・初心者として大変有意義でした。書物からではまず押さえるべき所がわからず、苦労していました。
・復習のために参加させていただきましたが、改めて骨度法の大切さも認識でき、大変勉強になりました。
・まずは用語になれるために大変有用でした。これをきっかけに現場で活用できるよう一層学びたいと思います。
・経穴の実習は大変勉強になりました。
・鍼灸が何故痛みに効くのかよくわかりました。
<講義風景>