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中医学研修講座 基礎の部 - 一般財団法人 東方医療振興財団 日本東方医学会

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  Japanese Association  of Eastern Medicine

セミナーのご案内

第18回 中医学研修講座 -基礎の部-

2024年4月~2025年3月 WEBによるLIVE配信での開催となります。日程は下記表をご確認ください。

※やむを得ない事情により変更が生じる場合があります。その際は、ホームページにてご案内いたします。

お誘いの言葉

 漢方エキス製剤が健康保険に薬価収載されてから40年余りが経過した現在、医師の8割が何らかの形でこれらを治療に使用しているといわれております。今や東洋医学・中医学の教育は臨床研修においても必要不可欠なものと考えられております。全国80の医学部・医科学系大学では、医学教育モデルのコア・カリキュラムで漢方についての項目が組入れられており、役割が重要視されるようになって参りました。
 また、高齢者社会を迎えたわが国では、老人医療費が年々伸び続け、高齢者医療制度の抜本的改革の必要性、高齢者のQOLの維持・向上が論議されております。
 そのような状況下、中医学は21世紀の医療環境において、増加する生活習慣病や西洋医学では治癒できない病気に対して、個々の疾病や西洋医学的な病名にとらわれず人間そのものをトータルに診る全人的医療、ひとりひとりに適したテーラーメード医療の大きな柱の一つとして求められています。これらの要望に応えるべく、日本東方医学会では従来より医療従事者のための教育や情報提供を進めて参りました。
 本学会は昭和48年に医師東洋医学研究会 として発足後、昭和58年5月、日本東方医学会へと名称を変更して今日に至っております。わが国の東方医学のより良い発展に寄与すべく、医療従事者へのセミナー開催、日中の学術交流、中国からの留学生受け入れなど、実績を重ねて参りました。
 「中医学研修講座」は日本東方医学会が主催する本格的な中医学セミナーとして今年第18回を迎えました。2年間シリーズ《基礎編(1年コース)・臨床応用編(1年コース)》の基礎の部として中医基礎理論・病態・診断・治療・方剤・生薬などの基礎を学んでいただけます。
 このすばらしい講座に一人でも多くの方が参加され、明日からの医療現場に活用されますようご案内いたします。

研修単位

講義の時間は18:00~20:00までです。1日2科目が行われます。

開催日 研修科目 担当講師

2024年

4月13日(土)

お申込はこちら

1. 中医学の基本的な考え方

「西洋医学とは異なった視点で人体を捉えると臨床の幅が広がる」

長瀬眞彦先生

(吉祥寺中医クリニック院長、

 順天堂大学医学部 医学教育研究室 非常勤助教)

2.脈診

「西洋医学とは異なった中医学的な脈の診かたを知る」

5月11日(土)

3.腹診

「西洋医学的視点を踏まえ東洋医学的診療を解説する」

上田 研 先生 (武蔵野赤十字病院)
4.舌診

「西洋医学的異常をとらえ東洋医学的診療を解説する」

6月8日(土)

5.陰陽五行(Ⅰ)

「陰陽説/陰陽観点から展開する中医学の生理、病理、診断及び治療体系」

徐文波先生 (御源堂中医薬研究院)

6.陰陽五行(Ⅱ)

「五行説/木、火、土、金、水五つ系統のバランスを中心とした人間と

 自然環境、社会環境を協調する中医学健康疾病観について」

7月6日(土)

7.八綱弁証

「中医学の診断は人体をまずこのように大まかに捉えることから始まる」

長瀬眞彦先生

(吉祥寺中医クリニック院長、

 順天堂大学医学部 医学教育研究室 非常勤助教)

8.気血津液

「さらに細かく中医学での人体の構成成分の生理・病理を知る」

9月7日(土)

9.臓腑弁証(Ⅰ)

「中医学から見た五臓六腑の生理機能と臨床応用/総論・心」

菅沼栄先生 (えみクリニック東大前)

10.臓腑弁証(Ⅱ)

「臓腑学説/肺」

10月12日(土)

11.臓腑弁証(Ⅲ)

「臓腑学説/脾」

菅沼栄先生 (えみクリニック東大前)

12.臓腑弁証(Ⅳ)

「臓腑学説/肝・腎」

11月9日(土)

13.六経弁証(傷寒)

「中医学から見た傷寒論(六経弁証)」

菅沼栄先生(えみクリニック東大前)

14.三焦弁証(温病)

「温病学説/衛気営血弁証・三焦弁証 ※感染症の中医治療参考」

2025年

1月18日(土)

15.中薬学(Ⅰ)

 田中耕一郎先生

(東邦大学医療センター大森病院 東洋医学科 准教授)

16.中薬学(Ⅱ)

2月8日(土)

17.中薬学(Ⅲ)

 田中耕一郎先生

(東邦大学医療センター大森病院 東洋医学科 准教授)

18.中薬学(Ⅳ)

3月8日(土)

19.弁証論治の実際

「今まで学んだことを元に実臨床で応用できるように、新型コロナ

 ウイルス感染症後遺症の症例(症例変更の可能性あり)を中医学では

 どう診断治療するかを具体的に解説」

長瀬眞彦先生

(吉祥寺中医クリニック院長、

 順天堂大学医学部 医学教育研究室 非常勤助教)

20.経絡学説

「生薬・漢方薬の応用範囲をより広げるために、主として鍼灸治療で

 使われる経絡学説を知る」

テキストの配布はありません。

※講師・内容が変更になる場合がございます。変更の際、こちらから個別に連絡は致しませんので、ホームページにてご確認ください。

※天候不良や講師の体調不良の事由により開催中止の場合は、ホームページでお知らせします。ご参加前のご確認をお願いいたします。
※講義の撮影、録画、録音はご遠慮ください。

※当該講座は、全日本鍼灸学会認定講座です。単位は「1点」です。

※当財団は(公財)日本薬剤師研修センターの研修実施機関に登録しています。この講座は「研修認定薬剤師」の申請に必要な単位が

 取得できる講座として申請予定です。

中医学専門修了証の授与

講義は、1日2講座行われ、本講座終了時に、16講座以上参加された方には、修了証を交付いたします。

申込要項

受講資格

医師、薬剤師などの医療従事者を中心に、中医学をこれから学びたい方。

※この講座は、公益財団法人日本薬剤師研修センターの認定対象研修に申請予定です。

※この講座は、全日本鍼灸学会認定講座です。

受講料

会員2,000 円 学生会員500円

非会員3,000円   学生非会員800円
※学生の方は、お申込時に学生証の写しを事務局までFAXまたはE-mailでお送りください。

受講方法

オンライン

※Zoomを利用してのLIVE配信です。

 今までZoomを使ったことが無い方は、下記の記事を参考にアプリのインストールを事前にお願い致します。

 ■アプリのインストール方法

申込方法

●WEB申込み

講義日ごとに参加申込フォームが異なります。

該当する講義日それぞれにお申込をお願い致します。

 

4月13日 お申込はこちら 

5月11日 ※準備中

 

●メール 申込

以下項目を明記の上、E-mailによりお申込み下さい。

 件名:「第18回中医学研修講座 基礎の部 申込」

 本文:①ご希望の受講日 ②お名前 ③ご職業 ④連絡先ご住所 

    ⑤施設名(④のご住所がご自宅以外)

E-mail:このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。 

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利用規約
オンライン参加でご受講の方は、「利用規約」に同意したものとします。

必ず「利用規約」をご確認後、受講をお願い致します。

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