日本東方医学会 学術大会
第43回 日本東方医学会 学術大会 開催報告
第43回日本東方医学会 学術大会 開催報告
―メインテーマ「順天応人 -東方医学×公衆衛生学-」―
2025年11月29日・30日、長瀨眞彦先生が理事長を務める一般財団法人東方医療振興財団主催、厚生労働省・日本医師会後援による第43回日本東方医学会が、順天堂大学 本郷・お茶の水キャンパス(東京都文京区)にて開催された。会頭は友岡清秀先生(順天堂大学医学部 衛生学・公衆衛生学講座 客員准教授)が務めた。
本大会は、「順天応人 ―東方医学×公衆衛生学―」をテーマに、東方医学の現状と未来を多角的に考察する機会として企画された。特に注目されたのは、初日の藤平信一先生(心身統一合氣道会 会長)による市民公開講座、2日目の稲葉俊郎先生(慶応義塾大学大学院 特任教授)による教育講演①と小林只先生(弘前大学医学研究科 講師)による教育講演②、そして、パネルディスカッション『順天応人の実践』だった。
初日のプログラムは、医師、医学生、鍼灸師による一般口演(鍼灸・湯液・調査 全10題)から始まり、参加者からは「内容がわかりやすく勉強になった」「現在学んでいる東洋医学が実際の治療にどう活用されているかが理解できた」といった声が寄せられた。続く学生セッションでは、若い世代のアイデアや創意工夫が発表され、「東方医学を身近にする工夫が頼もしい」「発表が元気でわかりやすかった」と好評を博した。また、市民公開講座では藤平先生による実技入り講座が行われ、「身体に響く」「実感できて有意義」との声が多数寄せられ、参加者に東方医学の実践的価値を体感させた。
2日目の会頭講演やふたつの教育講演、合同企画でも参加者の関心は高く、「『順天応人』の理念がよく理解できた」「東方医学の可能性を広げる学びを得られた」「普段聞けない話で刺激的」との感想が多く寄せられた。ランチョンセミナーでは、鈴木陽子氏(L.C.I.C.I. JAPAN 代表)による「アーユルヴェーダに学ぶサフランの智慧とカンサワンドの活用法」が、また、スポンサードセミナーでは鎌田貴俊氏(オーガニックサイエンス株式会社 代表取締役)による「現代人のお悩みに効くミネラル」の講演が行われた。シンポジウム「順天応人の実践」では、医療・健康支援・社会活動の観点から東方医学を論じる3名の専門家が登壇した。まず、小野直哉先生(未来工学研究所 特別研究員)、続いて朝日山一男先生(朝日山治療室 室長)がそれぞれ講演を行い、伊藤和憲先生(明治国際医療大学 鍼灸学部長・教授)の講演は動画にて紹介された。その後のパネルディスカッションでは、地域医療や健康支援の視点から、東方医学の具体的活用法や社会的意義について活発な議論が交わされた。
大会最後のプログラムでは、ヨグマタ相川圭子先生(ヒマラヤ大聖者)による特別スピーチも行われ、大会全般に対して「多様な視点から東方医学を知ることができた」「講演が自然と人間の健やかな在り方を模索する内容で興味深かった」「全体を通して充実した学びの機会であった」と高く評価され、盛会のうちに終了した。
【メインテーマ:順天応人 -東方医学×公衆衛生学-】
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